まだ一緒にいたかった。




あたしがそういったのと、ほぼ同時だった。
インターフォンがなる。


「はーい。」


出てみると、お父様がたっている。


「…なんでここにいらっしゃるの?
そもそも、なんで家をご存知なのですか?」


「調べさせた。」


「…そうですか。」


「それよりも、さっきから気になっていたんだが、その男は誰だ?」



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