まだ一緒にいたかった。




しばらく景色を楽しんだあと、駅まで歩いて電車に乗る。


「すごく綺麗だった。」


「よかった。
でも、クリスマスなのに、あんな寒いとこで長い間待たせて、ごめんな。」


「ううん、全然!
綺麗な景色見られたから、待ったかいがあったよ。

それに永真と一緒だったから、待ってるのも、苦じゃなかった。」


「……紗梨。ありがとな。」


「こちらこそ、最高のクリスマスプレゼント、ありがとね!」



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