まだ一緒にいたかった。




「は?あれはただの思い出作り。
クリスマスプレゼントは、また後で。」


「えっ……うん。」


あれだけでも、十分なのにな。

そう思いながらも、どんなプレゼントか気になってるあたし。

駅につき、わくわくしながら、電車を降りた。

永真に手をひかれ、街の真ん中にあるツリーの前に来た。
周りには、カップルが多い。



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