まだ一緒にいたかった。




「ありがとう!すごく嬉しい……。」


気づくと、涙があふれていた。


「……なんで泣くんだよ。泣くなよ……。」


「……ごめん、嬉しくて……。」


「嬉しいなら、笑え。」


そう言われ、あたしは涙を拭って、笑顔をつくる。


「うんっ。
最高のクリスマスをありがとう。」


「俺の方こそ、最高のクリスマスにしてもらえた。
ありがとう。」



< 332 / 429 >

この作品をシェア

pagetop