まだ一緒にいたかった。




嵐のように去っていった二人。
ちゃんと、仲直りできたらいいな。


「やっと二人きりだ。
プリクラ撮ろ。」


「えっ?」


「何?嫌?」


「意外だなぁ、と思って。
全然嫌とかじゃないよ。撮ろっか。」


「ああ。」


あたしたちは、プリクラ機の中に入っていく。



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