まだ一緒にいたかった。




名前は、女の子はあたしが。
男の子の方は、永真がつけようってなった。


「まあ、ゆっくり考えよう。」


「だな。
あー、早く産まれてきて欲しいな。」


「もう、そればっかり言って。
永真はこの子たちが産まれるまで、元気でいないとね。
ほら、もう寝て?」


「ああ、わかった。おやすみ。」


「おやすみ。」



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