まだ一緒にいたかった。




「はぁ…。
バカだよな、お前って。」


「バカでいいもん。」


「あっそ。
んま、学校にくらいは来いよ。」


「……うん。」


「んじゃ。」


翔夜は手をヒラヒラさせて、部屋から出ていった。

…とりあえず、学校行こうかな…。
そう思いながらも、あたしは眠りについた。



< 85 / 429 >

この作品をシェア

pagetop