あなたと私の秘密の図書室
皆の気持ちが落ち着いたところで…
「薫と聡は帰れ。」
「「えー!!!」」
などと文句もいいながら帰っていった。…帰っていった!?あ、私達二人きりジャン…まぁいっか。とか思っていた矢先に徹から質問された。
「で、俺がいない間星奈はどうしてたの?」
んー…なんかあったっけなー?あ。
「実はとってもしつこい男の子に告白されてしまって。で、普通にふったんだけど、それでもまだくっついてきて。…何回ふったんだろーか…。で、次はその男の子変な噂流しはじめて。私は皆を見下してて、だから俺をいとも簡単にふるんだよ…みたいなね。でも皆、その子がしつこいってこと知ってたから、その子のこと信じなかったんだけども。…でもそれから初対面の男の人見ると、あー、この人も私の変な噂流したり、嫌がらせしたりするのかなーって思うようになってきて。だから男の人と喋ったりするのは苦手になった…って感じ。…まぁ優しい男子がいることもわかるよ?皆信じなかった中にも男子はいるんだし。あ、この事は幸実も健も知らないから、秘密ね。」
ということがあったんだよねー。
「 わかった。だから今男嫌いなのか。」
「……うん。でも、徹と話したりするうちに、慣れてきた…っていうか…うーんなんだろ…まぁなんか色々思ってたのがどーでもよくなって。自分には自分を信じてくれる人…幸実とか、健とか………徹、とかね///……単純すぎるかな?」
「単純なんかじゃねぇよ。誰だって思うものは、思う。でもその程度に差があるんだよ。で、今回は結構大きかったみたいだけど…解決できてよかった。今までそんなこと思ってたんだな。」
何故か、涙が溢れてきた。
「泣けよ。思い切り。」
「くっ。誰が泣くもんか!…ヒグッ泣いてなんか…ないし!ヒックッ…」
泣いてます……でもうまく言えません……って何で泣いてるんだよ…。
「ほら、こっちこいよ。慰めてやる。」
「いいもん!」
「ハァ…たまに子供だよな。全く。」
と言って抱きしめてきた。
「離せー!」
「はいはい、おとなしくしとけよ。」
「ぅぅぅ~…ヒクッもう知らない!!…ヒクッヒクッ」
徹はそのまま背中をとんとんしながら私が泣き止むのを待ってくれた。
「薫と聡は帰れ。」
「「えー!!!」」
などと文句もいいながら帰っていった。…帰っていった!?あ、私達二人きりジャン…まぁいっか。とか思っていた矢先に徹から質問された。
「で、俺がいない間星奈はどうしてたの?」
んー…なんかあったっけなー?あ。
「実はとってもしつこい男の子に告白されてしまって。で、普通にふったんだけど、それでもまだくっついてきて。…何回ふったんだろーか…。で、次はその男の子変な噂流しはじめて。私は皆を見下してて、だから俺をいとも簡単にふるんだよ…みたいなね。でも皆、その子がしつこいってこと知ってたから、その子のこと信じなかったんだけども。…でもそれから初対面の男の人見ると、あー、この人も私の変な噂流したり、嫌がらせしたりするのかなーって思うようになってきて。だから男の人と喋ったりするのは苦手になった…って感じ。…まぁ優しい男子がいることもわかるよ?皆信じなかった中にも男子はいるんだし。あ、この事は幸実も健も知らないから、秘密ね。」
ということがあったんだよねー。
「 わかった。だから今男嫌いなのか。」
「……うん。でも、徹と話したりするうちに、慣れてきた…っていうか…うーんなんだろ…まぁなんか色々思ってたのがどーでもよくなって。自分には自分を信じてくれる人…幸実とか、健とか………徹、とかね///……単純すぎるかな?」
「単純なんかじゃねぇよ。誰だって思うものは、思う。でもその程度に差があるんだよ。で、今回は結構大きかったみたいだけど…解決できてよかった。今までそんなこと思ってたんだな。」
何故か、涙が溢れてきた。
「泣けよ。思い切り。」
「くっ。誰が泣くもんか!…ヒグッ泣いてなんか…ないし!ヒックッ…」
泣いてます……でもうまく言えません……って何で泣いてるんだよ…。
「ほら、こっちこいよ。慰めてやる。」
「いいもん!」
「ハァ…たまに子供だよな。全く。」
と言って抱きしめてきた。
「離せー!」
「はいはい、おとなしくしとけよ。」
「ぅぅぅ~…ヒクッもう知らない!!…ヒクッヒクッ」
徹はそのまま背中をとんとんしながら私が泣き止むのを待ってくれた。