禁断の恋~ただ愛されたかった~
私達はチケットを買って中に入った。

『うわぁー。人がいっぱいだね。』

また、迷子になっちゃうかも。

「手出せ。」

いきなりの莉緒くんの言葉にとまどう私だけど、手を出すと莉緒くんの手が私の手をひっぱった。

『り、おくん?』

「また、迷子になると困るから。」

優しいとこは昔と変わっていない。

それから私達はいろんな所を回った。

ジェットコースターやコーヒーカップ、お化け屋敷もいった。

時刻は5時。

楽しいときはすぐに終わってしまう。

私のタイムリミットはあと2時間。

『あ、莉緒くん!あそこのおみやげ屋さんいこうよ!』

「あぁ。」

中に入るとすごく可愛いものがいっぱいあった。

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