禁断の恋~ただ愛されたかった~
莉緒くんがいないとダメで、寂しくて、他の女といると苦しくて。

ただつよがっていただけなんだ。

ままとぱぱもいなくてほんとは寂しい。

仕事なんていかないでよ。

そばにいてよ。

私、すごくわがまま。

こんなこと言ったて莉緒くんもままもぱぱも困るだけ。

私ほんとにさ______















死んだほうがいいのかも知れない。

一歩、また、一歩。

あと、一歩。

ガチャ。

後ろを振り向くと私の愛しい王子様。

王子様は、私を見て顔を歪める。

「____なにしてんだよ」

久しぶりに声をかけてもらったのに第一声がこれだなんて。

『_____ごめんね。』

何故か急に謝りたくなった。

迷惑かけてごめんね。

泣き虫でごめんね。

こんな妹でごめんね。

弱くてごめんね。













貴方を好きになってごめんね。

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