禁断の恋~ただ愛されたかった~
なんで、よりによって今なのよ。

聞きたくない。こんな声。

でもそんな思いの裏腹に声は止まらない。

あぁ。もう嫌だよ。今までこらえてた涙が出てくる。

『ハァ、ハァ』

やばい。

「莉愛!ッチ。____もしもし親父?莉愛が危ないんだ。___あぁ。門の所にいるから」

「莉愛。もう少しの辛抱だ。それまで耐えてくれ。」
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