禁断の恋~ただ愛されたかった~
ここはどこ?

「莉愛ちゃん?」

「莉愛っ!」

優真さんに優くん___。

そっか。私意識を失って__。

てことはここは病院で。

「優愛ちゃん。ストレス、栄養失調、寝不足、で、倒れたんだ。」

まさか、それでこんなことになるなんて思っても見なかった。

『ままたちには言ったの?』

「いってないよ。」

よかった。もし、言われたらどうしようかと思った。

これ以上皆に迷惑かけたくないの。

わがままばっかり言えない。

私も16歳。高校生。少しは大人になん
なきゃいけない。

我慢しなくちゃいけない。

『優くん。優真さん。この事は誰にも言わないで。お願いだから___』

「でもっ!」

『優くん。ありがとう。でもこれ以上迷惑かけれないの。ままもぱぱも私達のためにお仕事頑張ってくれてるし、それにもう莉緒くんに迷惑かけたくないの』

「莉愛。もしかして___莉緒のことが__」

『__うん。だからお願い。黙っててくれないかな?』

「わかった」

まだなっとくいかない顔だけど渋々了解してくれた。

優くんの気持ちを考えたら胸が痛かった。

ごめんね。





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