禁断の恋~ただ愛されたかった~
前よりはまだましだけど、それでもいじめられている私を見てほしくない。

「なんだよ。ごめんって。俺には話せなくて優には話せるのかよ!」

初めてだった。こんなに莉緒くんが怒っているのをみるのは。

恐怖が私を襲う。

『優くんは、大切な友達だから____』

「は?意味わかんねぇよ。あーもいい。話さなくて。お前と話すとイライラする。どっか行け。迷惑。」

限界だった。

『なにそれ!意味わかんないのは莉緒くんの方だよ!もう、やだよ___。莉緒くんなんて大っ嫌い。』

私はそれだけゆうと屋上を飛び出した。

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