禁断の恋~ただ愛されたかった~
それから話は進み、私と和真さん二人きりにな

ドキドキドキドキ___。

緊張がヤバイ。

でもなんか話さないと。

「あの___莉愛さん?」

『は、はい。』

急に話しかけられたから声が裏返ってしまった。

「なんで、お見合いに?」

なんで?理由なんてない。

ただつれてこられただけ。

ついて来なきゃ殴られるから。

だからついてきた。

『ちょっと、興味があったんです。』

とっさに嘘をついた。

『和真さんは、なんでお見合いなんかに?』

「もう、20歳だし、そろそろ結婚も考えなきゃって思って。」

私は、和真さんに見とれていた。

なんて悲しそうな顔をしているんだろう。

理由はこれじゃない。もっと他に___

なんてゆうんだろう。

わからないけど、きっと別に理由がある。


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