禁断の恋~ただ愛されたかった~
多分それは私達が"人"だから。

感情があるから。

感情は殺せない。

だからこんなにも悲しいんだ。

感情があるから__。

私は自分の部屋に入り1冊のアルバムをとる。

運動会、遠足、発表会、楽しかった毎日。

必ず隣には莉緒くんがいた。

ねぇ、莉緒くん。

私、もうあの頃のように笑えないよ。

笑おうとしても全然わらえないの。

"偽り"の笑顔しか出来ない。

莉緒くんなしでは生きられないの。

莉緒くん_____。



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