禁断の恋~ただ愛されたかった~
和真は私の横に腰をおろして抱き締めてずっと私の背中をさすってくれた。

いつのまにか私は泣きつかれて寝てしまったのか起きると和真の顔が横にあった。

起き上がると頭がガンガンする。

泣きすぎたな。あんなに泣いたのははじめてかもしれない。

和真を見ると、昨日と同じ姿でスーツ。

和真に迷惑かけちゃったな。

和真は多分きずいてた。

最低だ私。

和真私のこと嫌いになったかな。

和真も離れて行くなんて嫌だよ___。

そう思うと悲しくて仕方がなかった。

「あ、れ莉愛?」

『おは、よう。』

一度考えてしまったことはなかなか頭からとりだせない。

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