恐怖メール
 「なんでっ……!!あんた(ピエロ)のせいで、鈴菜は……いなくなるって言うの!? 」




その言葉にハットした。今、華夏は携帯を持っていた。


















   メールだ。





   恐怖メール。







   私はすぐそこから逃げ出した。ガサッ、と音がしたから、多分華夏にバレただろう。

でもそれはどうでもよかった。













   ――「鈴菜がいなくなるのは嫌だから」――


そう言ってた華夏が、恐怖メールを見たなんて。
< 38 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop