片思い上等じゃん♡〜I love you you love me?〜
それから、ずっとあの時のことも謝りたいって思ってた。

帰り道、裕也と別れて曲がり角を曲がろうとしたらまた誰かにぶつかった。

「ごめん!」

顔をあげた女の子。
それは、成羽だった。

また、成羽は逃げようとした。

だから、俺は止めた。

『なんですか?』

そう答えた成羽は冷たかった。
しょーがないか。

ふと成羽を見ると涙目になってる。

成羽の涙を拭うと、成羽はもっと泣き出した


その時成羽は、はっきりこう言った。

『私のことなんとも思ってないのに私だけ好きで馬鹿みたいだよね!」

成羽は俺のことが…すき?

呆然としていると成羽は帰っていった。


今度こそ謝らないと
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