片思い上等じゃん♡〜I love you you love me?〜

「なんて言うと思ったか?」

『え?』

「なにが、余裕なんだよ。
ばか成羽。」

気づいてたんだ。

『ごめんなさい。』

「もっと素直になれよ。ツンデレさん」

え????

『ーーーっ。つ、ツンデレじゃないし!
てか、いっつも素直だし!』

「はいはい。
とにかく保健室行くよ!
のって?」

ん?ん?ん?

『えっと、のるってどこに?』

「え?おんぶじゃん。」

おんぶ!!!!
むり!しぬ!

『いや、あの…』

「いいからのって!」

『はい。』

申し訳ないな。

「よっこらせ。っと。
え?成羽…」

え?まさか私が重すぎてびっくりしてるのかな?

『だから、いいって言ったのに!
もう、重いんだから下ろしてください!』

「何言ってんの?」

え?先輩こそ何言ってんの?

「軽すぎてびびったの」


『いや、お世辞はいいんで』

「はぁ。ま、いくぞ」

え?なに今のため息!

そーこーしてるうちに保健室についたみたい。
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