片思い上等じゃん♡〜I love you you love me?〜


彩芽に???

「お前がどんなに優しいかいい子か強がりか。
ってな。
男ならしっかりしろ。って。」


私のために…?


「だから、はっきり言うよ。」


怖いよ。怖いけど、このままの関係も嫌なんだ。


「俺は成羽の笑顔にひかれた。
その笑顔が大好きだった。
明るくて優しくてツンデレで…笑
なかなか、デレてくれなくって。
でも、すぐ照れて顔真っ赤にしてた。
そんな成羽が大好きだった。」


《だった。》
って過去形か。

「そんな可愛い成羽だったから不安だったんだ。
俺でいいのか?って。
他のやつにとられんじゃないか?って。
俺は特別かっこいいわけじゃないし、頭もよくない。そんな俺が成羽を幸せに出来んのか不安だった。」


先輩は真剣に私の目を見て話している。


「そしたら、いつの間にか不安しかなくなった。
好きって感情も忘れた。
だから、今まで迷惑かけてごめん。
別れよ?」


言われるってわかってた。
そんなこと。
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