片思い上等じゃん♡〜I love you you love me?〜
その日、朝のことを思い出して
とことこ歩いていると…
「じゃーな!」
泰人先輩!?
でも、周りをみても誰もいない。
気のせいか。
『考えすぎだよね…』
そう思って曲がり角を曲がると
ドンッ
また、誰かにぶつかった。
ほんとついてない…
『いったぁ』
アスファルトだったからだいぶ痛くて
少し涙が出てきた。
「ごめん!」
涙目になりながらも見上げると
『泰人先輩…!』
きっと、下向いてたから私だって
気づかなかったんだよね。
「あ…」
『ごめんなさい。
では。』
朝のようにダッシュで逃げよう!
とした…
でもそれは、先輩の声によって止まった
「待って!」
なに?