四季物語~甘く切ない四人の高校生~
放課後相変わらず変わらない
今日は外で練習らしい、私はすっかり虜だ。
あぁ今日も輝いている。今日は1年生の面倒を見てるらしく熱心に指導してる。
1年生も真剣に話を聞いてる。一人除いて
その子は目立つ銀色の髪に黄金の瞳をもった少年、退屈そうにしている。
「おいお前走るぞ」
2年の先輩が言う
しかし彼はダルそうに返事をする
他の1年生も口を揃えちゃんとしろよと言う
そうすると銀色の髪の少年は言った
「そういう熱いのひくんだよね」
ポリポリと頭をかく
「これがうちのルールなんだ」
本堂先輩が言う
当たり前のことだ
「だったら今すぐ直しなよそのルールってやつ」
その場にいた者ギャラリーを含め驚く。
「てめぇ先輩に口答えするんじゃない」
2年が言うが効果なし
「てか、サッカー部への仮入部なし、こんなメンツじゃ、俺の才能宝の持ち腐れするし」
ため息をつき言う
そうやって言い去ろうとすると
本堂先輩が地面を強く蹴り、声を荒げて言った
「ふざけんじゃねぇよ、チームメイトを馬鹿にすんな、謝ってから去れ、それにてめーみたいなの願い下げだ」
「馬鹿じゃん、あんたいくら有能なサッカー選手でも自分を抑えられないようじゃダメじゃん」
生意気を言う。
騒ぎが大きくなり野次馬がさらに増える。
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