四季物語~甘く切ない四人の高校生~
「あんた馬鹿だな」
「私は馬鹿じゃないわ、あなたの方が馬鹿じゃない」
そういう意味ではないと思うも口に出さない。
「そうだったな、まぁともかく俺たちはゆっくり話でも聞くだけだ」
神守は上を向く。
彼女も上を向いた。
「雨雲か」
「まだ遠いけど」
暗い雲が遠くにあった。
風が強く吹く。
「戻りましょ」
彼女がそう言い視線を送ると彼は深く頷いた。
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