「さよなら」って言って?

 ガラガラガラ・・・。

 「星野さん!!!」


 「・・・・え?」

息切れしている俺を見て星野さんは驚いていた。


「がっ・・・学校は?」

「休んできた。」

「いいの?そんなことして。」

「いいんだよ。渡部に聞いてここに来た。もう会えるって。」


 
 俺は息切れしてて、そこまで星野さんの目を見ることができなかった。

でも一瞬見れたときに、・・・・泣いてた。





 星野さんはベットから降りて走って俺の所に来た。
そして抱きしめてきた。

 
 「会いたかった・・・。」


星野さんは俺の胸で泣いていた。



 「俺も会いたかった。」






 俺は2度目の決意をする。
「星野さん・・・。好きです。あきらめきれなかった。俺と付き合って。」


 星野さんは抱きしめていた手を放す。


 目を見て言った。


 「私でよければ。付き合ってください。」

「ありがとう。」

「私こそ。」


 俺たちはお互いの目を見て笑った。

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