路地裏物語屋


「……っ!


ごめんっ!……信じてあげられなくて!


……………本当にごめんっ!


泣かせて、傷つけて……ごめんっ!


…………話しかけてくれて嬉しかった!


笑ってくれて、嬉しかった!……


……………………ありがとう!……ありがとう!



………ありがとう、海!」




俺は、パズルを胸ポケットに入れて歩き出した



きっと俺は峯尾の事が好きになっていたのだろう。



だって、峯尾 海は





俺が大好きな





……………………パズルなんだから。
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