隣のあなた。

「おばちゃん、頼むね」


「敦司くんの頼みだからね」


敦司さんはおばさんに何かをお願いしていた


「お?お疲れ様、帰ろっか」


『お疲れ様、帰ろう…三人で』


「はぁ?なんで三人?俺は紗織と二人で帰りたいのにー」

『途中から二人で帰るでしょ?』


なんか敦司さんが可愛く見える
そして…笑っちゃう


「紗織、お母さんみたいね」


愛美さんもわらっていた



そんな私達を彼が見ていたなんて
私は知らなかった。
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