隣のあなた。
「俺らいる間は、控えてくれよっ」
荷物を置いた敦司さんがいた
「何言ってんのよ、そんな事しないわよ」
私は少し気になった事を聞いてみた
『愛美さんはよく泊まるんですか?』
愛美さんは少しだけ、寂しそうな顔をして、横に首を振った
「社長は、必ずアパートに送ってくれるわ…ここにはよく来るけど、泊まった事は一度もないの、だからそれも嬉しい」
そうだったぁ……
慣れてるから泊まったり
してるのかと思っていた