隣のあなた。
話し合い…さよなら
敦司さんを見て冴島さんは驚いている
「紗織……どういうこと?」
私が返答出来ないでいると
静かに今宮さんが話し出す
「お待たせして、申し訳ありません。私、水島様の弁護士の今宮と言います」
今宮さんは名刺を渡す
今宮さんが席に誘導する
まさかの弁護士の存在に
冴島さんは動揺していた
私達は席に着く
私は冴島さんを見ようとしたけど
やっぱり……見れない。震える。
震える私の手を敦司さんは握ってくれる
「大丈夫……ちゃんと話そう」
敦司さんは優しく話しかけてくれる