ずっと好きだよ…[短編]
*翔 side*

俺は、河村翔。中学2年。
幼なじみの佐倉井 梨央に、恋してる…
そんで、今日は梨央に俺の気持ちをつたえるんだ…

今は昼休み。

俺は、親友の博田暁斗に告白の最後のアドバイスを聞いている…の、だが…

「だーかーらっ!翔は、バカなのかっ?!
佐倉井は、ぜーーーったい、翔の事好きだって!てか、そんなおどおどしてたら翔らしくねぇぞ!佐倉井がきらうかも~」

『なんだよ…暁斗のくせに!生意気だぞ!梨央は、暁斗の事好きかもしれねぇだろっ?!』

「それはないと思うぞ…?てか、ホントがんばれよ?」

『お、おう…。俺、大丈夫かな?』


「大丈夫だっ!俺が保証する!佐倉井も翔のこと、気になってるはずだ!」

『そ、そうだといいけど……』

「だって、今日まで佐倉井頑張ってたじゃん?ほんとに。お前に頑張って話かけてたり、一緒に帰ろうって言ったり…
とにかく、佐倉井と両想いの可能性が高いっ!!」

『お、おう!俺、今日、頑張るよ!』

「よし!その勢いを放課後までたもっておくんだぞ!」

『おう!暁斗、たまには頼りになるな!』

「たまにはってなんだよ!まあ、がんばれよ!」

よし、今から掃除…!

放課後、頑張るぞ!

*翔side end*
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