君は僕の英雄 僕は君の英雄
君は僕の前で死ぬ 僕は君の前で絶望する
俺は見てしまった。
ある女の子が血塗れで倒れていたのを。
俺はそれを受け付けようとは思わなかった。
そして、次の日付に変わりニュースで昨日の事件を聞かされた。
どうやら、轢き逃げだったようだ。
でも、流石に昨日の光景は思い出したくない…
でも、思い出してしまう…
何故こんなにもイラつくのだろうか…
何故、こんなにも後悔するのだろうか…
その理由は簡単だった。
何故なら、俺の“たった一人の友達”だったからだ。
そして、3日後の朝になる。
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