君は僕の英雄 僕は君の英雄
君は僕の事を知っている 僕は君の事を知らない
「何だってんだよ…」
俺は、翡翠 遥斗。
高校二年生の男子生徒だ。
朝起きて数秒後の言葉が漏れた。
どうやら、俺の部屋全体が荒れ地と化している。
何でこんなことにならないといけないんだ…
「たくっ…」
そう言うと溜め息が勝手に出てくるな…
俺は流石に汚い部屋は好みじゃない
いや、好きな人はどうかしてるか。
ちなみに俺は、A型だからきれい好きではない。
母親譲りの血が騒いでるのだろう。
言っておこう…
俺の家は、俺・長女・次男・次女・三女しか居ない。
何故なら、両親はとっくに他界してるからだ。
どうやら原因は轢き逃げだった。
< 2 / 18 >

この作品をシェア

pagetop