君は僕の英雄 僕は君の英雄
待っていてもしょうがないので、早く帰ることにした。
だが、運が悪いのか
「あの、ちょっといいですか?」
「なんだ?」
誰かに呼び止められた。
俺が長身だからなのか凄く低く見える。
でも、顔は可愛らしい。
「やっぱり、遥斗くんだよね♪」
「っ!?」
今なんて?
遥斗って言ったか?、俺の名前を言ったか!?
何で俺の事を知ってんだ!?
俺は、この子を知らないぞ?
「遥斗くん、ごめんね」
「なにがだ?」
何に謝られているのか分からず疑問しか出ない。
「いや、ただ会えたからよかったよ。またね」
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