大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
梨花の裁縫教室。
あれから数日後。
彩美がデザインしたホームページが出来上がった。
『凄い…これ全部彩美がやったの!?』
私もすみれも驚いて尋ねた。
「はい。
結構こだわったんですよ~この全体もですが、こちらの作品集とか」
カチッとクリックすると私が今まで作った服や小物の画像が出てきた。
そう言えば、今までのを貼りたいからって、写真撮ってたっけ…
「凄いわ。まるで自分の作品じゃないみたい」
「これなら、習いたいって言う生徒がたくさん申し込みが出るとちゃう?」
すみれがそう言ってくれる。
この宣伝が影響してくれたら嬉しい限りだ。
「作品に対してコメントも書けるようにしてあるんです。
応募は、こちらをクリックして…」
彩美の説明を詳しく聞いていた。
どんどんと形になって行く教室。
私が講師としてやっていけるだろうか?
その夜
ホームページの事をアイツに話した。
「へぇ~ホームページか。それは、いいアイデアだ。
やはり今は、ネット社会だからな」
「どんなのか俺にも見せろ。判断してやる」