大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

「あの…ちょっと相談がしたいんだけど…」
帰ってきたアイツに相談を持ちかける。

「…何だ?」
着替えながら聞き返してきた。

「あのね…」
改めて言うとなると何だか言いにくい。
大分援助してくれたから余計…

いや、言うのよ。
だって私は、言う権利があるもの。
そうしたら

「あ、そうだ。
お前に渡したいモノがあったんだった」
そう言うとアイツは、カバンから大きな封筒を取り出した。

「何よ…それ?」
意味が分からずに首を傾げた。

「いいから、開けてみろ」

意味が分からなかったけど、開けろと言うので開けてみたら…それに衝撃を受ける。

部屋の見取り図が書いてある資料と契約書だった。
「これは…!?」

「教室を広くするなら、これぐらい広い方がいいだろ」

えっ!?

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