大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
そうよ!勝手に決めればいいのよ…
せっかくのチャンスを逃す事ないじゃない。
不安があったが、チャンスを逃したらダメなような気がして私は、この話を乗る決意をする。
そして、アイツに黙って雑誌の撮影をした。
数日後。
その雑誌を発売される。私もすみれ達と一緒にその雑誌を見た。
「凄いやん。大きく載ってるし」
「凄~い。もう有名人ですね!?
本も楽しみです」
彩美もすみれ同様に喜んでくれる。
凄い。私も自分自身なのにかなり驚いてしまった。
これが、私。
何だか不思議な気分だ。
そうしたら、スマホが突然鳴り出した。
自分のスマホみたいだから見てみるとアイツからだった。
(何のようかしら?まさか、気づかれて…)
恐る恐る電話に出てみたら凄い勢いで怒鳴れる。
「おい。この雑誌は、何だ!?
俺は、許可を出した覚えがないぞ」
やっぱり怒ってる…。
「いい話だったから、自分から乗っただけよ。
いいじゃない。これぐらい…悪い話じゃないし」
「大有りだ。勝手に決めて下手な騒ぎになったらどうする気
だよ!?そうじゃなくてもお前は、目立つのに」
どう言う意味?
困惑する私にアイツは、
「とにかく、これ以上俺に迷惑をかけさせるな!」
そう一方的に言われ電話を切られた。