大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「ちょっと、何なのよ!?」
勝手に言うだけ言って切るなんて嫌な奴。
ムスッとしてるとすみれが
「もしかして旦那は、言ってへんの?
この雑誌のこと」
そう尋ねてくる。
「だって、アイツに頼りっぱなしみたいで嫌なんだもん」
まるで自分1人で何も出来ないみたいで悔しい。
私のプライドの問題。
「そりゃあ、旦那も怒るは…
大事な事を相談せずに決めたんやから」
「だって…」
「まだ、遅くない。旦那に謝るべきや。
色々と協力しくれたさかい」
そう言われると複雑な気持ちになる。
アイツに相談するべくきだったのだろうか?
でも、自分の事だし
結局、複雑な気持ちのまま夜になってしまった。
アイツと顔が合わせづらい。
しかし、帰ってくる。
「お帰りなさい」
「おかしゃーい。おじちゃん」
美桜がアイツに抱きつく。
そうしたら、美桜の頭を撫でながら
「後で話しがある」と言われた。