大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
そうしたら誰が男性の腕を掴まえて
防止してくれた人物が居た。
誰……?
見ると金髪碧眼で背の高い綺麗な外国人女性だった。
「おい、お前ら可愛い子が嫌がってるのに…やめてやりな」
私を助けてくれた…?
「なんだよ!?お前…」
「お、こっちも美人じゃん。
俺達と一緒に…痛い、痛いって…」
そうしたらギリッと腕をひねる外国人女性。
「言ったよな…?
やめてやれって…それともまだ、やるか?」
ナンパしてきた男性達を睨み付ける
そうしたら男性は、慌てて逃げ出してしまった。
唖然とする私。
だが、ハッとして外国人女性を見る。
改めて見ても背が高くて美人。
カッコいい系の美人と言うか…。
「大丈夫か?」
「は、はい。ありがとうございました。
お陰で助かりました」
申し訳なさそうに頭を下げた。
「何、これぐらい大したもんじゃ…」
外国人女性がそう言いかけるが、突然泣き出す香月と美桜。
「ふぇ~ん」
一体どうしたのだろうか?