大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

「待たせたな。
ほら、行くぞ!」

「えっ…う、うん」
そう言われたので慌てて立ち上がった。

外に出ると車に乗り込み少し行った所にあるイタリアン・レストランに入る。
なかなかお洒落なお店だわ。

案内された席に座るとおんぶヒモを解き香月をソファーに座らす。
そうしたら店員さんがソファー用の設置する幼児用の椅子を持って来てくれた。

香月を座らすとあやしながらメニューを見る。
あら、メニューも豊富だし何にしようかしら?

「俺は、店長のお薦めコースにするがお前は?」

「じゃあ、私もそれで…」
迷うなら店長のお薦めにするのも悪くないわよね。

「たーう~」

「はいはい。香月は、ミルクの時間よねぇ~」
と言ったもののココだと母乳をあげにくい。

どうしたものかしら…?
困っているとアイツが
「車をそのまま停めさせてあるから中であげて来い。
運転手には、言ってあるから」

「そうね…そうさせて貰うわ」
気づいていたのね…そう悩む事を

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