大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
車に移動すると香月に母乳をあげてからお店に戻った。
テーブルには、すでにサラダやパスタなどが置いてあった。
「あら、美味しそう…」
座るが香月は、お腹いっぱいになったのかウトウト眠そうだ。
「俺は、すでに食べたからお前は、食ってろ」
アイツが香月を抱き上げると代わりにあやしてくれた。
お皿を見ると綺麗に食べ終わっているじゃないか
(もしかして、私が食べれるようにしてくれたのかしら?)
「えぇ、頂くわ。
ありがとう…」
お礼を言うとフォークとスプーンを持ち食べ始める。
パクッ
「美味しい…」
お洒落なだけじゃなく、味もとても美味しかった。
食が進む。
チラッと見るとアイツは、香月を寝かしつけていた。
ゆらゆらと身体を揺すりながらあやしている。
スヤスヤと気持ち良さそうに眠る香月。
美桜の時もそうだったけど…寝かしつけるの上手いわよね。
「ねぇ、前から思っていたけど…あやし方とか上手いわよね?」
「そうか?
適当にあやしているだけだが」
適当で上手いとか…嫌味な奴よね。