大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
美桜の反抗期。
「笑うな…!?」
「フフッ…」
ちょっと優越感に浸る。
これは、いい情報を手に入れたわ!
その後、食べ終わると私は、そのまま自宅に帰った。
美桜の幼稚園のお迎えがあるからだ。
幼稚園に行くとすでにすみれと彩美が着いていた。
「あ、来た、来た」
「遅くなってごめんなさい。ちょっと出かけてて」
「ママ~」
私に気づくと美桜が嬉しそうに駆け寄って来る。
「美桜。お待たせ
いい子に幼稚園過ごせた?」
そう尋ねると
「うん。美桜いー子してたのよ。
ママ抱っこ~」
抱っこをねだってくる。
「はいはい。」
香月は、ベビーカーに居るので今なら抱っこが出来る。
抱っこしてあげると鈴原先生が来て
「美桜ちゃん。
あれからいい子にしてましたよ。皆を引っ張ってくれるので助かります」
そう言って褒めてくれた。
皆を引っ張る…?
どうも私が居ない時は、しっかり者に戻っているらしい。