大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「ねぇ、せっかくなんだし…今度お義母様のご自宅に遊びに行かない?」
そう言って誘ってみた。
会わないから、ろくに話せないのよ!
だったら会う機会を作ればいいだけ
「いや…お前らだけで行って来い」
はぁっ?
「何でよ…あんたは、行かなくてもいいの?」
私達だけで言っても意味ないじゃないのよ!?
「行った所で話す事もない。
それに母さんも美桜や香月の顔を見られれば、それでいいだろうし」
「言い訳ないでしょーが!!」
思わず大きな声でツッコむ。
まったく…ここまでツンデレだと呆れ返っちゃうわよ。
もう少し素直になったらどうなわけ?
「…何だよ?」
「あんたは、もう少しお義母様を敬いなさいよ!?
お義様だって、孫ばかりが可愛い訳じゃないんだから」
「本当は、あんたと仲直りしたくて堪らないのよ!それに…身体を悪くなさってるのに」
おっと…これって言ってもいけなかった事なんだけど