大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「分かった…今度の日曜にでも行けるようにスケジュールを調整してやる」
「本当!?」
良かった…これを期に仲直りしてくれたらいいんだけど
私は、今度の日曜日に期待をする。
ううん、絶対に仲直りさせるんだから
そして
日曜日に私は、初めてアイツの自宅に行く事になった。
今考えると…ろくに自宅に言っておらず
ある意味失礼よね…私。
まぁ、色々あったし…結婚式挙げても本当に結婚した訳じゃないから仕方がないんだけど
「おい、着いたぞ!」
アイツが言うので車を降りると二階建ての一軒家だった。
「へぇ~意外とシンプルなお家なのね?」
「お前ん家と一緒にするな!」
アイツから鋭いツッコミが入る。
ムッ
別に馬鹿にして言った訳じゃないわよ!?
「別に…そう言う意味で言った訳じゃないわよ!」
失礼しちゃうわね…まったく。
「……。」
アイツは、無視するように自宅のチャイムを鳴らす。
あ、無視してるし…。