大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「ふぇぇ~ん」
香月を抱き上げながら美桜をあやす。
手術中のランプは、また点灯していた。
まだ終わっていないようだ。
彼これ何時間になるのだろうか?
不安になりながら眺めていたらランプが消えた。
そうしたらドクターが出てくる。
「先生。お義母様の様態は?」
私達は、慌てて駆け寄った。
「手術は、無事に終わりました。
一時は、危なかったですが、意識を取り戻したら大丈夫でしょう」
そう告げられた。
「本当です!?」
「良かった…ありがとうございます」
私と舞さんは、大喜びする。
チラッとアイツを見たら静かにホッとした表情をしていた。
(良かったわね…)
お義母様は、その後
病室に運ばれた。
ベッドで点滴をつけながら眠っている。
アイツは、ジッと寝ているお義母様の顔を見ていた。
その表情は、切なそうだった。
舞さんは、着替えなどを取りに帰って行く。
私は、香月を寝かしつける。