大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
少しずつ親子に戻って行く感じだと思えた。
そうするとお義母様が
「夢でね…あなたの赤ちゃんの頃の夢見たの。懐かしかったわ~丁度香月君の時ね」
香月を抱っこしながら言う。
「俺の赤ん坊の頃だと…?」
「そう…とても甘えん坊だったのよ。
香月君は、本当…あなた似ね。私が少しでもどこかに行くと泣いて大変だったの」
懐かしそうに話すお義母様。
「……そうだったっけ?」
まったく覚えていない様子のアイツ。
(へぇ~アイツが甘えん坊だったのか)
想像したら何だか笑えてきた。
「おい、そこ…笑うなよ?」
「フフッ…だって、あんたが甘えん坊って想像出来なくて」
思い出すだけでも…フフッ
「おじちゃん甘えん坊しゃん。
かじゅみたいね」
あら、美桜まで鋭いツッコむ。
「俺は、もう甘えん坊じゃねぇーよ。
ったく…」
困った表情をするアイツ。