大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「美桜よーたんダンシュ。いっぱいれんちゅうたのよ」
キャッキャッとはしゃぎながら言う。
「そうか…」
私は、その姿をただ見つめていた。
こんな姿をお義母様にも見せてあげたかったと思いながら
そうすると
「梨花~これからバザーの出品を始めるって言うてたで!?」
すみれが私を呼んできた。
「あ、はーい。
あなたは、どうするの?先に帰る?」
これからバザーがある。
だがアイツは、バザーとか興味が無さそうだし
「あぁ、せっかくだし俺も手伝う」
アイツが、そんな事を言ってきた。
えぇっ!?
「でも、いいの?
バザーとか興味なさそうなのに」
「…あっ?
どうせ暇だし。コイツも居るしな」
香月をあやしながら言う。
「あ、そうね…」
確かに香月も居るから居てくれると助かるわ。