大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。

しかも
「カッコいいですねぇ~もしかしてモデルとかやってました?」

「美桜ちゃんのパパなんですか?」
客としてじゃなくモテモテになっているし…

そこは、何だか複雑な気持ちになっていく。
アイツの本性を知らないからモテるのよ!

そう嫌味を思いながらも笑顔で接客を続ける。
お陰で短時間で全ての商品が無くなってしまった。

凄い…。

「ねぇ、見て見て
全部売れたわよ!?」
あまりにも嬉しくてアイツに言った。

「あぁ見てるから知っている。
さすがの売れ行きだったな。お前…そっちの才能があるんじゃないのか?」

そっちの才能…?
どう言う意味だろうか。

「どう言う意味?」
きょとんとしながら聞き返す。

「商売に出来るんじゃないかって事だ。
手作り作品を商品として売るなんて珍しい事じゃない」
アイツの言葉に驚かされてしまう。

商品として?
私の作品が…
「え~まさか~」

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