大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
いくら何でも有りえない。
確かに作るのも楽しいし、自信作でもあるけど…商品として価値があるなんて分からない。
趣味みたいなもんだし
そうしたら彩美が
「私も前から思っていました。
手作りで凄く素敵だし…私なんて不器用だから、こんな風に作れないし」
「あら、複雑な部分もあるけど簡単に出来るのもあるわよ?彩美」
「え~例えば、どんなのですか?」
「そうねぇ~簡単のだと」と彩美でも出来そうな物を提案する。
それを聞いていたすみれが思いついたように
「思ったんやけど、商品として売るんやなくて講師として教えたらええんとちゃう?」
そう提案をしてきた。
えっ!?
講師…私が?
「あ~いいですね。
梨花さんが先生なら私絶対通っちゃいます」
彩美も同意する。
いやいや。
そんなの無理でしょ!?
いくら何でも講師とか無理がある。
だって趣味として作ってきたからで、教えられるようなものじゃないし
「いやいや、私なんてとても無理よ!?」