大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「そんな事ないですよ~最初は、簡単な物から教えたらいいんじゃないですか?
梨花さんの作った服を見たら絶対生徒が、たくさん来ると思いますし」
「いっそう教室なんて開いたらどうでしょうか?」
名案と言わんばかり言い出す彩美。
彩美…
そこまで言ってくれるのは、嬉しいけど
さすがにそれは…
「いいんじゃないか?」
えっ!?
そう言ったのは、アイツだった。
私は、驚きを隠せなかった。
振り向くとアイツは、こちらを見て
「技術があるならそれを生かすのは、悪い事じゃない。
むしろ趣味で終わらす方が勿体無いぞ」
「でも…家事とか子育てとかあるし
あと、費用だって…」
どれぐらいかかるか分からない。
「費用なら心配するな。俺が出す。
自宅でやれば、費用もそうかからないだろう」
えっ!?
アイツが費用出してくれるの?