大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。
「紹介が遅れましたが、この人は…」
「いつも妻と娘がお世話になっています」
アイツは、満面の笑顔でそう言ってきた。
はぁっ!?
ちょっと、まだあんたの妻じゃないんだけど?
「いや、彼は…」
「鈴原先生ですよね?妻から話は、伺っております」
被せるように二度も妻だと言ってきた。
ちょっと!?
鈴原先生も驚いたように目を見開いていた。
「……えっ?
確か一条院さんは、シングルマザーのはずじゃあ?」
「えぇ、以前は
今は、俺と再婚して一緒に住んでいます。その証拠に香月が産まれてますし」
クスッと挑発的な笑みを零すアイツ。
いやいや
何勝手な事を言ってるのよ!?