【完】あんな美容師に騙されない!
「あ、そうだったね。あ、待ってね。旭呼んでくるから」
倉田さんは奥の部屋に行き、
おーい、準備終わった?と聞いていた。
高木旭の声らしき人物が丁度、終わったと返答した。
お待たせと倉田さんは明るく出てきた。
「こいつが、高木旭。一応、ベニの店長してまーす。」
高木旭は、「翔太、調子に乗るんじゃねぇーよ」と言った。
「だって本当のこと言っただけじゃん」
高木旭は、ちげーよ、イントーネーションが気に食わないと言った。
倉田さんは、はあ?細かいなといい、
高木旭は、細かくない、当たり前のこと言っただけと言った。
私達はクスクスと笑った。
「仲良いですね」
望は、二人に話しかけた。
「あ、ゴメンね!こいつ、本当はいい奴だからさあ。幼馴染だから。こんないいあいになるんだわ、いつも。自己紹介だったね。あ、俺は倉田翔太(くらたしょうた)よろしく」